行山流水戸辺鹿子躍り引き継ぎ式
2023.12.14
12/1(金)午後4時から、戸倉小学校体育館で行山流水戸辺鹿子躍りの引き継ぎ式が行われた。この会は今年度6年生がこの会を持って小学校でのの躍り納めをすることで、来年度6年生になる現在5年生に引き継ぎとして行われる、南三陸町の教育長や公民館長、ゲストも立会いする町公認の伝統の引き継ぎ式だ。6年生の保護者の皆さんや兄弟姉妹の皆さんの立ち合いの元、白倉校長と、齋藤教育長の挨拶をいただき、6年生の最後の演技を披露した。照れて恥ずかしそうだったが、正確に演じるその姿には伝統の踊りを引き継いできた6年生の責任を感じた。演技の後、6年生代表の挨拶として熊谷さんから「最初はうまく踊れなかったが、みんなで演技していくうちに、体が覚え始め踊れるようになりました、5年生の皆さんも頑張ってこの伝統を引き継いでいってください」と、5年生に向かって話す言葉ははしっかりした声でこの伝統を受け継いできた最上級生ということが感じられた。5年生の代表の菅野さんも「この伝統を引き継ぎ6年生のように踊れるようになりたい」と挨拶していた。その後「ばち」を引き継ぎ、会長の村岡さんからも「6年生はこの1年一生懸命練習に励み運動会などで衣装をつけて披露してくれた。毎週土曜日の練習は楽しみになっていったと聞いている。5年生の皆さんも楽しんで練習しましょう」と言葉をいただいていた。30年以上の伝統の行山流水戸辺鹿子躍りが代々続いていくところを見ていきたいと地元の人間として思った。