アワビ開口3回目
2022.12.23
12月21日(水)に戸倉地区3回目のアワビの開口が行われた。開口の時間は6:30〜9:30の約3時間、一日中曇り予報だったが、開口は始まる。「曇りで始まった開口が雲間から太陽が顔を出し始めると、さらに海のアワビは見やすくなっていく」と漁師の阿部さんが話してくれた。「今回の出荷の量は前回より少々低く770キロだった」と漁協 戸倉出張所の髙橋出張所長が教えてくれた。漁業権を持った家庭それぞれに、採る場所があるのだろうか?いつも決まった場所?それは…聞けない領域であるが。
ヒドリガモのペア2組が撮影の邪魔になるから?と(笑)去っていった。
*アワビ豆知識「アワビ」という名前はどのようにして付けられたのだろうか?今から500年以上も前の1470年に出版された本の中に書かれている。「合わぬ肉(み)」、あるいは「合わぬ実」から変化して「アワビ」になったという説などがある。そして1200年以上も前に書かれた「万葉集」にも、アワビは片思いの恋として歌われている。「伊勢の海人の 朝な夕なに 潜くといふ 鮑の貝の 片思いにして」など、これらは、つまり鮑が片方の貝殻しか持たない二枚貝の仲間と考えられていたことを表している。しかし、アワビは実は巻貝。殻の形はまさに二枚貝の片方の殻のようだが、殻のお尻の部分をよ〜く見てほしい、グルグル渦巻き状になっているのがわかるだろう。これは鮑が巻貝であることの証拠である。