第18回子どもたちの郷土芸能発表会
2024.12.02
師走の初日。南三陸町総合体育館文化交流ホールで「第18回子どもたちの郷土芸能発表会」が開かれました。
行山流水戸辺鹿子躍保存会の中学生8人が踊りを披露しました。演目は、祖霊を鎮める「ザッザカの入端」と、男鹿の激しい戦いを描いた「3人舞」。
地道な練習の繰り返しが、自信あふれる踊りにつながりました。
舞終えた子どもたちの表情には達成感が浮かんでいました。この日は、入谷の「入谷打囃子」と伊里前の「獅子舞打囃子」も披露され、会場を埋めたご家族や指導者の方々から大きな拍手を受けていました。
「行山流水戸辺鹿子躍」は南三陸町を代表する郷土芸能。山の民の暮らしが起源とされる鹿を模した踊りです。保存会を核に、戸倉地区の子どもたちに継承する活動が続けられています。