2024.09.20
9月14〜15日の日程で今年で11回目を迎えた「ツール・ド・東北」が開催されました。
3コースのうちの「北上フォンド」の折り返し地点の神割崎では、揃いのスタッフTシャツを着た戸倉の漁協女性部の作る「サーモンカツカレー」を提供していました。第1回目はシーフードカレーでしたが、改良を重ね地元で養殖しているギンザケを使ったフライを提供するという形になったそうで、今回は900食を準備提供したそうです。前日はカレーの仕込みやお米の用意などをしました。当日は朝4時からスタートしお米を炊いて、カレーの準備をしサーモンカツは会場で揚げ温かい食事を提供していました。
参加者のライダーはサケフライカレーについて「とても美味しくて、多いかな〜と思ったけど完食しました」「来年も楽しみです」と口々に話してくれました。南三陸町の「大森太鼓」も応援にかけつけ会場を盛り上げていました。
「ツール・ド・東北」は、震災の記憶を未来に残すことを目的とした自転車イベントで、被災地を走って復興の歩みを体感します。参加者は、スタート地点の石巻専修大学で黙とうをささげた後、気仙沼市、南三陸町、石巻市、女川町のエリアを通過します。コースは石巻専修大学を発着地点の3コースでした。昨年の最長は210kmコースでしたが、「気仙沼大谷海岸フォンド」(180km)は今年新設したコースでライダーが走りやすい距離にしたそうです。
15日はあいにくの雨模様の天気でしたが、「ツール・ド・東北」は大盛況で終了したそうです。