住んでよし訪れてよしの戸倉地区WEB新聞

暮らしのダイアリー

ツール・ド・東北

2023.09.23

9月16日(日)シルバーウィークに「ツール・ド・東北 2023 第10回記念大会」が開催された。神割崎キャンプ場駐車場は、石巻発150km 「南三陸フォンド」のコースの神割崎キャンプ場駐車場で折り返すライダーと気仙沼まで行って折り返す石巻発210km 「気仙沼フォンド」で休憩されるライダーたちのためのエイドステーションだ。ここでは南三陸町の高貞商店が提供する南三陸町の名物の「鮭ワカメおにぎり」と漁協 戸倉出張所の女性部の方たちが提供する「ギンザケフライカレー」。「鮭ワカメおにぎり」は気仙沼まで行かれるライダーたちのための軽食で700食用意、「ギンザケフライカレー」は南三陸町で折り返し石巻専修大学がゴールのライダーたちのための昼食で1000食用意されていた。ギンザケは南三陸町が養殖発祥の地で刺身でもどんな料理でも美味しいが、「フライを揚げたてで食していただきたい」とテントのなかで漁協 戸倉出張所の女性部の方々が交代でフライし、カレーも前日からの打合せ後仕込み、朝早くからご飯も炊いて、「南三陸フォンド」のコースの方々を待っていた。前のエイドステーションで、少しゆっくり休憩を取る方が多く、来るはずの予定時間から1時間ほど遅れライダーが集まってきた。自転車を駐輪場に停め、花王の提供する手洗い場で手を洗い、水分補給所で水分を補給してから、各コースに分かれ楽しそうに食していた。「抽選には漏れそうだったから、「応縁ライダー」としてエントリーし走ってます」、「カレー!!とてもおいしかったです」「毎年この軽食や昼食を楽しみにしております」と言ってくださるライダーや、南三陸町のゆるキャラの「オクトパス」のぬいぐるみをヘルメットに付けて走っている方、「伊達武将隊」の松尾芭蕉さんもライダーで参加し、参加者みなさんがこの「ツール・ド・東北 2023 第10回記念大会」をとても楽しんでいたのが印象的だった。空き時間に町長も表敬訪問「頑張ってください!」とライダーとスタッフにも声をかけていた。
2013年の初開催時より、「10回継続」を目標に掲げてきた「ツール・ド・東北」は、当初は復興で10年で終了するはずであったが、関係自治体等の理解、協力により、ライダー、ボランティア、地元のみなさま、全員のご協力のおかげで、11回目以降もツール・ド・東北は継続できることになり、11回目以降に関しては、ヤフー株式会社と株式会社河北新報社の主催から、一般社団法人ツール・ド・東北と株式会社河北新報社主催のイベントに切り替わるとのことだった。来年も天気が良いことを願って。

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