クレマチス?テッセン?
2023.05.12
5月のゴールデンウィークが過ぎた頃、山や庭の草花の葉は緑が濃く、花びらが濃いいろの花が咲き始める、桔梗やそのほかの紫の花々が目立ち始める。そして梅雨に入る前の爽やかなこの時期の庭には「クレマチス」が咲き始めた。「クレマチス」と「テッセン」はとても似ているため(萼片の数が6〜8枚と6枚で違うのだが)写真を撮っている時に教えてくれた名前は「テッセン」だった。「クレマチス」はキンポウゲ科のつる性の植物で、北半球に温帯に多く分布している。その種類は250から300種類ほどあり、日本にも20種類ほど分布していると言われている。その特徴は大きな花を咲かせるところで、八重咲の「クレマチス」など品種によって様々な花の形を楽しめるという。
「テッセン」は中国原産で、安土桃山時代に渡来し、萼片は6枚で、クレマチスと微妙に違う。まだまだ南三陸町戸倉は寒いが、過ぎ去る春を感じながら、どちらが咲いていても大きな綺麗な花を鑑賞できることは嬉しい限りだ。