カキ剥き開始
2023.11.01
10月30(月)から宮城県内南三陸町内全域でカキ剥きが始まった。震災後カキ養殖のケタを3分の1に減らし、一年でおいしさも形も大きい良いカキを出荷できるようになった。日曜日は休みの日と決め、家族と過ごす時間も増えた。良いカキには良い値が付き生活も安定し、若い後継の漁師たちも増えた。
今シーズンの戸倉地区の初日のカキの出荷数は930kgで販売単価は2万5千円〜3万円をこえるご祝儀相場だったそうだ。とは言え「海水温が高くカキ剥きの開始が今年は1ヶ月遅れ、今年は身が大きくなっているものもあるがまだカキの身入りがよくないものもあって、今後の海水温しだいかもしれない」とカキ漁師の阿部さんが話してくれた。