アワビの開口 初日
2021.11.19
11月19日(金)の今日、今シーズン最初のアワビの開口が行われた。(開口とは、漁をしていい日で、その日以外に勝手に獲ることは許されない。)
開口日は、シーズンである11〜1月の間で、わずか数回で11月はあと1回行われる。開口委員と呼ばれる漁師が各地区にいて、地区ごとに天候や潮目を見て漁協が決定し、前日に防災無線(組合員だけに流れる放送)が流れ、それから、皆、アワビカギや箱メガネなどの準備を始め次の日の開口に備える。 いつ開くかわからないため、他の地区の様子をうかがいながら、その日を待つとのこと。朝6時から9時半の間船を出し、獲り始め(時間と、乗船できる人数など細かく決められている)、今回戸倉地区で集荷したアワビは、個々のサイズも大きくなんと!!1t越え。キロいくらなのか?想像しただけで…。そして今後は年末のギリズベ、ギリスビ(お付き合いのため義理立てすること)と正月に向けても採捕するそうだ。