2023.07.15
7月10日(月)に、みちのく潮風トレイル地域連絡会が南三陸・海のビジターセンターで行われました。この地域連絡会は、環境省や名取トレイルセンター(今回は都合によりWeb参加)、みちのく潮風トレイルのルートの南三陸町、石巻市、女川町の観光課や産業振興課や各地区の地域振興課、オブザーバー(整備を主に担当してくれる方々)で構成されていて、環境省からのルートに対しての報告や整備についてのお願いや運営計画や路体についてなどの問題点を各地域から報告して、話し合うことなどを行う会です。今回は、石巻地区の山を歩くルートでは、例年よりヒルが多い、金華山のルートの道が狭くなっているのでどう対応するか、南三陸の行者の道も少し狭いところがあるのが気になるなど、オブザーバーの方々からのルートの情報提供をいただきました。
みちのく潮風トレイルとは、青森県八戸市から福島県相馬市まで、太平洋沿岸をつなぐ、歩くための長いながい道です。コロナが第5類になったこともあり、海外からのハイカーや県を跨いでのハイクができなかったハイカーが訪れることが多く見られるようになってきました。まだまだこの地域においては認知度も低いこともありますが、今後はハイクする方が増え地域の方々にも認知され、人々の楽しい交流が多くなることを望んで活動していくことを感じた連絡会でした。
以下みちのく潮風トレイルについての小さな疑問について。
・トレイルとは、森林や原野、里山などにある「歩くための道」のことです。
・ロングトレイルとは日本語で言うところの「長距離自然歩道」です。
・北の玄関口は青森県八戸市の「蕪島」、南の玄関口は福島県相馬市の「松川浦」です。どちらもスタートであり、ゴールです。次第に暖かくなる春は北上する人が多く、次第に涼しくなる秋は南下する人が多いです。
・令和元年6月に青森県八戸市の「蕪島」から福島県相馬市の「松川浦」まで全線が開通しました。
・みちのく潮風トレイルは既存の道をつないでルート設定をしています。そのため、探勝路や登山道のような自然歩道や、アスファルトの舗装路、砂浜、芝生、古道、断崖の隧道など、道の種類はとてもバリエーションが豊かです。<引用:みちのく潮風トレイル>
*南三陸・海のビジターセンターはみちのく潮風トレイルのサテライトにあたります。