住んでよし訪れてよしの戸倉地区WEB新聞

里海ダイアリー

ギンザケ 波伝谷漁港で水揚げ開始

2022.06.08

5月23日(月)もう午前3時頃から薄明るい早朝。戸倉地区の波伝谷漁港からは活気が感じられた。4月からギンザケの水揚げは始まってはいたが、志津川魚市場での作業であった。

本来なら5月のゴールデンウィークが明けた週ころからは、波伝谷漁港での水揚げが開始されているはずだったが、「海水温が低くて、ギンザケが餌を食べ渋り、体がその水揚げの大きさに達しなかったた」と志津川支所長の阿部さん。2時間ほどの立ち作業のため準備体操に余念がない女性たち流れてくるギンザケを皆でタイミング良く秤に乗せ重さによって選り分ける。
いつも思うが、本日が今年度初めての波伝谷漁港での作業なのに、、、昨日も水揚げしていたような「阿吽」の呼吸で行われ、その作業は流れるようだ。いつも漁業の作業の取材の際は緊張する。取材時にどこかで邪魔にならないか?どこにいたら良いか?考えながら撮影などをする。どこをみても大きな声を出している人はいない、それぞれの持ち場で迅速に。流れを堰き止めるわけにはいかない緊張感が多々ある。そんな取材する人間など一向に気にしない感じで、
選別作業は進み。波伝谷漁港の朝は過ぎる。
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