2024.02.16
2月11日(日)三連休の11日に、日本財団海と日本プロジェクトの取り組みの一つである、「海ノ民話のまちプロジェクト」で制作された神割崎にまつわる民話「神割り岩」の完成試写会が行われた。
この試写会はイベントになっていて、
1部は朝6時15分から東北放送の星野気象予報士によって、この時期に見える太陽の自転と公転と傾き、雷で岩が割れるか?など笑を含めた楽しい解説のあと、
年に2回(2月と10月のどこかの各10日間)しか見ることのできない岩の間から登る朝日を見る。ギリギリ雲間から見える太陽を拝み、参加者で記念撮影をした。「感動したよ〜太陽出てきた時、でもイベントや何かの機会でもなければ年2回とはいえなかなか太陽を拝みにはこなかったよ〜」と参加した地元のお婆さんが話してくれた。
この日は参加者以外の太陽詣での方がたくさんいて、ベストポジションにはテレビ局や新聞社の方々が。
2部は戸倉漁協女性部の方々が、前日と当日朝4時から準備をして作ってくれた「おにぎり」と「カキ汁」をいただき、冷えた体と空いたお腹を満足すことができた。「とても温かく沁みました〜美味しかった」と参加者さんから声が聞こえてきた。
3部「アニメ神割岩 」を観る。町長からは「大きい画面で見たのは初めてだったが、とても素晴らしい、日本昔ばなしが終わって30年、このアニメを見ることで、日本昔ばなしを思い出しました。坊や〜良い子だ、、、という歌も聞こえてくるようだ」と挨拶をいただいた。試写が終わって、その後はアフレコ大会。南三陸高校の高校生の模範演技のあと、南三陸高校生2人で、まるで兄弟のような2人、小学生2人、仲良し親子2人のアフレコにエントリーした。どのペアもとても上手だったが「〜しおった」というところに難儀しながらもアニメに入り込んでいた。賞をいただいたのは、兄弟のようなお二人!!、親子さん、小学生のペアでした!!南三陸高校の高校生たちには、山清賞のサブレ「神割岩DEなかよしこよし」。南三陸町の名所「神割崎」にちなみ海塩を使ったサブレ「名所に伝わる物語を想い、ぜひ味わってみてください。」と山清の専務さんが話してくれた。
帰りに参加者全員、「神割岩DEなかよしこよし」をご馳走になった。
なぜ?「神割崎」という名前になったのか?神割崎の伝説?がわかりやすいアニメーションで、方言が違ったな?とは思ったが、地元の民話を知ることができる良い機会であったのではないか。
海の民話アニメーション
※「海ノ民話のまちプロジェクト」とは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、日本中に残された海にまつわる「民話」、「伝承」を選定してアニメーション化し、次世代へと語り継ぐ取り組みです。